2007-05-22 第166回国会 衆議院 総務委員会 第22号
第二に、再建のスキームとしては、早期是正段階と再生段階の二段階の構成とすることが適当であること。第三に、地方公共団体が国の関与のもとで法律の手続に基づく再建を行うのか、あるいは国の関与を受けずに再建を行うのか選択できるようにするべきであること。第四に、再生団体に対する再生促進措置として、一定の行政サービスの維持に必要な資金手当て等の方策が検討されるべきことなどを指摘しておりました。
第二に、再建のスキームとしては、早期是正段階と再生段階の二段階の構成とすることが適当であること。第三に、地方公共団体が国の関与のもとで法律の手続に基づく再建を行うのか、あるいは国の関与を受けずに再建を行うのか選択できるようにするべきであること。第四に、再生団体に対する再生促進措置として、一定の行政サービスの維持に必要な資金手当て等の方策が検討されるべきことなどを指摘しておりました。
○井戸参考人 私ども、再生段階と早期是正段階とを分ける必要がある、再生段階というのはいわば一種の破綻状態ですので、これはかなりいろいろなシステムを導入してでも立て直していく必要がある、しかし、それ以前の段階は、基本的に自主性に任せるべきだということを主張させていただいたものでございます。あえて私はさらに、その前の段階もあるぞということを申し上げたつもりでございます。
委員御案内のように、現在の財政再建法では、この早期是正段階というものはないわけでございますが、先ほどもお答えさせていただきましたように、できるだけ早期に再建に取り組むことが最終的な住民の行政サービス水準を維持する、あるいは最終的な住民の負担を過度な重いものにしないで済むようにするなどの点から、できるだけ早期の是正に取り組むように地方団体にしていただこうということが議論の一番の基本的な考え方でございます
中間段階におきます報告までに議論されたことといたしましては、現在の再建法ではその早期是正段階というものがないわけでございますので、この早期是正スキームというものが入ったこととすれば、その入った上で、言わば一定の指標に達した団体は、まず今の再建法の再建団体のステージに入る前に一度その早期是正というスキームを一遍経ることになりますので、そういう経た後に行っていただくような再建ということであれば、もう少し